鍼通電療法

鍼通電療法とは

首や肩、腰の痛みで、来院された患者さんの筋肉に触れてみると筋が過剰に緊張していることがよくあります。さらに交感神経の興奮により筋肉内の血管が収縮し血流障害を起こし「痛み」⇒「筋緊張」⇒「血流障害」という悪循環を起こします。

この緊張した筋肉に15~20分の鍼通電刺激をして、筋肉を支配している神経を興奮させ鎮痛系を賦活させます。それによって局所の血流障害が改善され痛みが解消されます。
鍼通電刺激により、骨格筋がリズミカルに攣縮します。鍼通電刺激は痛みを伴うものではなく、むしろマッサージを受けているような心地良さがあります。

通電の強さは、患者様が痛みを感じない程度で最も強くすることでより良い効果が得られますので、強さは一定ではなく、個人個人の症状、体質、体格、鍼の感受性を十分に考慮し治療していきます。

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